ポ エ ム

ポエム過去帳

若き頃、放浪詩人となり詩集『何もない詩』を発表。
その後、機会を得て、雑誌に"水草のメロディー " "fascination"を連載。そして今、長らく漂流詩人となっていた三浦達雄が、再びここに、過去から現在に至る色とりどりの作品発表の場を得ました。

Thanks アクアズーム

Photo&Poem by Tatsuo Miura

File No10
パンタナルのインクリナータ
君たちへの友愛

このあかい水草の根のように
しっかりとした「感情」が
君たちの自己の中で根づいていれば
生命への「友愛」という
ごく自然な気持ちがわき出てくるであろう
未来の地球号は そんな君たちで
満員になるに違いない


File No9
エキノドルス ホレマニー グリーン
水の中のオーロラ

氷河の時代に
太陽を繋ぎとめていたオーロラが
南の風に飛ばされて
水の中に落ちた
こういう現象は点火された真空菅が
人間の声を出す驚きに似ている
あたかも そのもののように


File No8
南米産ウイローモス
サンタクロースの落とし物

子供タチヘノオクリモノヲモッテ
南ノ国ヲ訪レタトキ
暑サニ弱イ サンタクロースは
ソノ髭ヲ 落シテシマッタ
水ノ中デ 彼ノ髭は 苔ムシテ
ヤガテ 緑ノ園 ト 同化シタ
今年モ彼はヤッテ来ル 子供タチノ所ニ

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