ポ エ ム / 過 去 帳

Photo&Poem by Tatsuo Miura

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マダカスカル/広葉のレースプラント(デナリー株)とアピストグラマ・ナイス二ィー
「夕陽が紡ぐこころ模様」

およそ2000年前
マダガスカルの夕陽の丘に
傷ついた一羽の鷹が舞い降りた
ここは「癒しの丘」と呼ばれていた
やがて年月を経て この丘は水没した
再びこの丘が浮上するまで
夕陽は こころ模様を編んでいるのだ



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タイガーロータス・レッド
「未来へのいたわり」

君たちが2001年を迎えるその日には
『いたわり』という合言葉が
どこかしこで交わされているだろう
だから 未来都市にいる君たちは
月下で花咲くこの水草のように 
ごく普通に 『自然』の一員として生き 
ごく普通に 白く無垢な気持ちを
共有しているに違いない



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ラージマヤカ
「きりんの首」

優しさを揺らしている「きりん」さまの
なが〜い なが〜い首には夕陽の射影
陸の上の美形であろうとしている
もっとも
君が水の中から顔を覗かせたら
英国ネス湖のネッシーになっていたね
そこで この地球の創造主は
君に似た生命を
ひとつの水草に宿された



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パンタナール・クリスパ
「夢のゆくえ」

瞼を閉じると 地球の未来が見える
きみたちの映像の中に飛ぶ夢は
心から楽しむ子供の遊びに一番近い
素直な「いきかた」を約束しながらも
この水草の油断のなさに調和して
またしても行先を間違えてしまった・・・
瞼を閉じると 地球の未来が見える


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パンタナールのタヌキモ
「パンタナールの手品」

世界一美しい国 グアテラマの
アティトントの湖底より更に深く
ドッキドキトキ ドッキ
生まれたての地球(ほし)
手品を繰り広げている
どうやら パンタナールの君も
それを真似て
草になったり 虫になったり


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セドイデス・ルドウィジア
「やさしさの連鎖」

はるかな過去から未来へと
連なっているちいさな 『やさしさ』 が
この地球上の空気と水 それに土という
あたりまえに存在している不変の価値と
同じように 自然であることに
ようやく気づいたわたくしたちは
真純の眼で この水草の
金色(こんじき)を見ている



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オランダプラント
「秋いろの花火」

花火師の創造が 祭りの夜に開化する
100パーセントの確信が
この暗闇を染めるのだ
この日 まるで君のように
美しさを隠し持った尺玉が筒入された
あたえられた光を信用しない
真夏の闇に打上げられる
秋いろの花火